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○ 犬猫の避妊の助成
近年、ペットの飼育家庭が増加し、なかでも人々に親しまれる犬と猫は最も多く飼育され、家族との生活が密になり強い絆が生まれています。しかしその一方で無秩序な繁殖により飼養頭数が増え、適切な飼育管理ができなくなってしまった場合には、犬猫を劣悪な飼育環境下に置くこととなるだけでなく、人に迷惑や被害を及ぼしたり、遺棄や虐待等の違法な事例が発生します。
このような犬猫の過剰繁殖による近隣迷惑、危害、環境影響被害を未然に防止し、動物愛護の面からも不幸な命は増やさないようにするためには繁殖制限措置を講じ不要な犬や猫の抑制を図ることが必要であり、その唯一確実な方法が不妊・去勢手術です。
佐賀県獣医師会では雌犬・雌猫の避妊手術の費用の一部を間接助成しています。避妊手術を希望される方は会員動物病院にご相談ください。

○ 介助犬の診療費の助成
身体障害者補助犬(以下、補助犬)とは、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」のことをいいます。盲導犬は視覚障害者の方にとって安全な歩行をサポートし、介助犬は肢体不自由者の手足となり日常生活における動作の補助をします。また、聴導犬は聴覚障害者のために音を聞き分け情報を伝えたり、音源に誘導したりします。
これら補助犬を1頭育てあげるには、たくさんの費用がかかると言われており、その費用のほとんどは皆様からの善意の募金で賄われ、また多くのボランティアの方々によって支えられています。
佐賀県獣医師会では、これら補助犬に対する支援事業を実施しています。
対象犬は、公益財団法人 九州盲導犬協会が県下で貸与している実働犬及び同協会訓練センターの飼育犬および特定非営利活動法人九州補助犬協会の飼育犬です。
事業内容は、補助犬に対する診療費の間接助成です。
補助犬育成等のための側面的な支援を行っています。

○ セラピー動物の助成
動物には私たち人間を癒してくれる不思議な力があります。
動物とふれあうことでストレスが軽減され、リラックスしたり楽しい気分になるなど心の安らぎや癒しが生じます。この動物の癒す力を利用した取り組みが「アニマルセラピー」です。アニマルセラピーには、3つの種類(動物介在療法、動物介在活動、動物介在教育)があり、医療や福祉、教育の分野で取り入れられています。
本会では、このアニマルセラピー活動のうち、高齢者施設や介護施設等の福祉施設への訪問や屋外イベント等に参加し、特別な治療結果を目的とせず、動物と触れ合うことで情緒安定、レクレーション生活の質の向上などを目的とする動物介在活動を行っている者の飼育するセラピー動物たちに対し、予防薬投与の診療に係る費用に助成する取組を行い、人と動物が共生できる社会の発展を目指しています。
【関係リンク】
公益財団法人 九州盲導犬協会
特定非営利活動法人 九州補助犬協会