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県鳥であるカササギ(呼称名カチガラス)をはじめ、人間の生活の間近に数多くの野生動物が生息しています。 特に有明海は渡り鳥の飛来地として日本でも有数な干潟が残っています。
しかし、次第に山林の開発、里山、里地の減少、埋め立てによる干潟の減小等により彼らの生存と生活環境が年々狭められています。
野生動物は、私たちに安らぎと潤いを与えてくれています。
反面、農作物被害や人間に危害を加えることもあり保護と管理、そして外来種の対策を含めて生態系を守り、生物の多様性を保持していくために野生動物と人間の共生と共存という課題を獣医師会として、県民の皆さんの協力を頂きながら解決して行かなければなりません。
佐賀県では、事故や病気等の傷病野生動物を治療し回復したら野生復帰をさせるために、県内各地の鳥獣保護員の皆様のご協力を得て「傷病野生鳥獣救護事業」が取り組まれています。
獣医師会の会員獣医師が、傷ついた野生鳥獣の治療を担当し、完治するまで保護します。
傷ついた野生動物を保護されたら、お近くの鳥獣保護員の方、農林事務所の野生動物担当課や動物病院に相談してください。
会員は野生動物の治療技術の研鑽を積み向上を図ってきました。
野生動物のための施設が整備された動物病院も増えてきました。県や市町村の行政と連携しながら野生動物の救護、保護に取り組んでいきます。